組織を崩壊させるマネジメント

ゼロンメルマガ事務局の昆野です。

こんにちは!いつもメルマガをご覧いただきありがとうございます。
すっかりと年の瀬を感じさせる街の様相となってまいりました。
ところで、、あまり出したくない信号としてはSOS信号がありますが
このSOSの意味はご存知でしょうか?

その秘密は後半に記しますので、最後までお読みいただければ幸いです
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■組織を崩壊させるマネジメント★☆★☆★☆★☆★
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今週は訃報として俳優の高倉健さんが亡くなられたことが大きく報道さ
れました。高倉健さんは多くの映画に出演されていますが、その中で、
人材育成の題材として、よく使用されるものに、映画『八甲田山』原作
は新田次郎さんの小説「八甲田山 死の彷徨」があります。
この物語は「リーダー像の具体例が分かりやすく示された小説」として
古くからリーダー論やマネジメント論の題材とされてきました。

この小説には2人の部隊指揮官が登場しますが、結果的に1人は八甲田
山踏破に成功し、1人は命を落とします。
あるべきリーダー像として、この八甲田山踏破を成した司令官のように
あるべき、また失敗した司令官のようにはならざるべきというわけです。

物語のあらすじを記しますと、日露戦争が現実味を帯びてきた1902
年、ロシアとの開戦を控え寒冷地の攻略方法の研究として雪中行軍が計
画されました。この行軍に挑むのは青森歩兵第5聯隊(れんたい)と弘
前歩兵第31聯隊の2聯隊。
寒冷地での戦闘経験が浅い日本軍は、この演習によって対ロシア戦に活
かすべく実地での経験値取得を目指しました。
結果として第31聯隊は見事犠牲者無しで全員が生還し、第5聯隊は9
5%の兵が凍死するという大きな犠牲を払いました。

ここで疑問となってくるのが、同じ山岳地帯を同じ時期に行軍したにも
かかわらず、なぜこれほど迄に結果に違いが出たのかということです。
まず31聯隊の指揮官徳島大尉はこの演習の指揮官を引き受けるにあた
って上官にあることを約束させました。それは「この演習の人選・装備
・計画など全てにおいて指揮官である自分に一任すること」です。
徳島大尉は内部崩壊を防ぎ、完璧な計画を実行に移すため、当時の軍隊
ではありえない大胆な要望を上官に行ったのです。

同じように雪中行軍に挑んだ第5聯隊、彼らはなぜ失敗したのでしょう。
最も大きい要因と思われるのが指揮系統の乱れです。
この演習に際しては一種聯隊どうしの手柄の取り合いという側面があり
ます。失敗すれば責任を問われますが、成功すれば陸軍内において名声
を得ることが出来ます。
第5聯隊は演習の成功が第一目標ではなく、「第31聯隊に勝つ」とい
うのが第5聯隊の目標になってしまっていたのです。

また当初少数精鋭で挑もうとしていた第5聯隊指揮官の神田大尉でした
が、上官の山田少佐が中隊編成で行うように指示します。
本来指揮に対して口を挟むべきではない山田少佐が、結果として指揮権
を奪ってしまい、神田大尉は部隊に適切な指示を出すことが不可能とな
りました。指示を出すことの出来ないリーダーなど、もはやリーダーと
は呼べず、第5聯隊は内部崩壊してしまうのです。
やはりこの事件の元凶は山田少佐と言わざるをえないでしょう。

これは、現代社会においても起こりうる話しであり、あるプロジェクト
においてリーダーに任せると言いながら、そのリーダーの上司が口出し
やリーダーの部下に対して、直接、指示を出すということです。
まさに、これは八甲田山における青森歩兵第5聯隊と同じであり、統制
は取れず崩壊してしまう事でしょう。
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さて、SOSとはモールス信号の遭難信号になります。この信号をはじ
めて発信したのは1909年アゾレス諸島沖で難破した英国船籍のスラ
ボニア号でした。

なお、SOSの語源には諸説あり、Save Our Souls(我らを救え)または
Save Our Ship(我が船を救え)の略などと言われていますが、実はSOS
自体に意味は無く、SOSという文字列自体は何かの略称だったり救難
信号以外の意味があるわけではないそうです。

では!また。

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