チラシ代で専属ユニットを結成したスロ専

チラシ代で専属ユニットを結成したスロ専

5号機になって長らく低迷していたスロットが、このところ稼動に回復の兆しが見えてきた。

今年のGW期間中のSISデータからもスロットの稼動状況の好調振りが伺える。昨年に比べ、パチンコはアウトが2400個も減少したのに対して、スロットは1200枚も増加している。ジャグラーシリーズに加え、エヴァンゲリオンやエウレカセブンなどの定番機種が5号機ファンを育ててきたものと思われる。

明るい兆しは、5月のリニューアルでスロットコーナーを増台するホールも現れてきたこと。2007年の4号機撤去から3年。ようやく5号機ファンが定着してきた。

逆風の中、スロ専一本で頑張っていたとあるホールに、業界外のコンサルタントが入った。まず、ホールに要望したことが、チラシの全廃だった。

理由は客層を見ると新聞を取っていないような若者が多いので、チラシは無駄だという結論に達した。

そのチラシの予算を使って仕掛けたのが、そのスロ専専属の女の子3人組のユニットの結成だった。イベントとユニットを連動した。

コンサルが店に要望したのはユニットが来るイベントの日は絶対に出すこと。ユニットが来たために、メダルが出ないのでは女の子のイメージも悪くなる。むしろ、ユニットが来た日は必ず出る、というイメージを植えつけていった。そのために、イベントは月8回開くことにした。

ユニットが来た日は出ると、お客からは女神に見えてくる。で、店が女の子に要求したのは友達感覚のおしゃべり。お客とフレンドリーな会話ができる子が選抜されていた。

ユニットには、いわゆるコンパニオンではなく、タレントのタマゴを使った。コンパニオンとタレントのタマゴの違いはお金。コンパニオンのギャラが事務所から2割しか引かれないのに対して、タレントのタマゴは4割も引かれる。

タレントのタマゴは夢に向かって走っているので、ギャラの高低は問題ではない。

ホールでのイベント活動は大勢の客を前にタレント修行である。いかに自分のファンを増やすかを自分で考え努力する。

間近にいるお客を自分のファンにできない子は、テレビに出るようになっても人気は出ないという。

ホールで頑張っていた子がテレビに出て売れるようになれば、お客もより一層親近感が沸いてくる、というもの。

イベントと専属ユニットを連動させ、稼動は好調だ。チラシ代に変わる固定ファン、リピーターを増やす一つの方法ともいえる。

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