うめきたにパチンコ店が出店

うめきたにパチンコ店が出店

情報とは突然入ってくる。新年早々景気のいい話が飛び込んできた。
「うめきた店のオープンが4月26日だから…」。これはある席で担当部長がポロリとしゃべったのだが、トップシークレットが解禁された瞬間でもあった。

実は、うめきたにホールが出店する、という噂を聞いたのは、年末のことだった。
何人かの情報通に問い合わせてみたが、全員が「初耳」。ガセネタかと思っているところに、当事者からの出店話である。
確かに関西でも最も勢いのあるホール企業なので、今年の出店計画も多数控えている。

しかし、一瞬わが耳を疑った。
そもそもナゼ、うめきたにパチンコ店が出店できるのか? 東京でいえば丸の内にパチンコ店が出店するようなもの。
うめきた違いなのかとも思ったが、4月26日はうめきたのまち開きの日でもある。

「うめきた」とはJR大阪駅の北側に広がる一帯で、大阪で最後の一等地といわれている。これはJR貨物の跡地で、総面積は24ヘクタール。数字ではピンと来ないが甲子園球場が6個分入る都心の空白地帯だった。

大阪市が世界に誇れるゲートウェイを目指し、開発を進めている「うめきた」の先行開発区域(7ヘクタール)で、中核となる商業施設グランフロント大阪が4月26日にグランドオープンする。

ここにはオフィスビル、商業施設、ホテル、分譲マンションなどの高層ビル4棟が立ち並び、JR大阪駅北口の2階から回廊式のデッキで結ばれる。

商業施設のコンセプトは「梅田初」「梅田発」「梅田最大級」をキーワードに「衣」「食」「住」「知」などのライフスタイル全般を網羅する全266店舗が出店する。

ここに「遊」というライフスタイルはない。ということは急きょ出店が決まった、ということであろう。
ホールの内装・設備工事なら3カ月もあれば十分で、4月26日のまち開きには十分間に合う。

大型の金融緩和でおカネがだぶついている金融機関は、リスクの少ない企業には積極的に融資する、といわれている。特にキャッシュフローのいい企業には積極的に貸し出していくらしい。
貸出先のターゲットになっているのがパチンコ業界というのだから、このようなうめきたへの出店も可能になってくるのだろう。

ひっそりとホールを閉めるところが増えているが、場所さえ良ければ、元気のいいホール企業がすぐに買いに走ったり、居抜き物件で再オープンするので、パチンコ人口が減ろうともホールの店舗数そのものはなかなか減らない。

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