おもてなしの接客をするホールは強い!

おもてなしの接客をするホールは強い!

業者を泣かせて、泣かせて、泣かせてきたホール企業が1回目の不渡りを出したとの未確定情報が入った。その一報を聞いたときは、なぜか気持ちがスッとした。

この企業は、振込手数料がもったいないのか、未だに集金を義務付けており、支払日には多くの取引業者が列をなす。

しかも、請求書通りには支払わない。オーナーが勝手に値引きした金額の小切手を業者は泣く泣く受け取るしかない。

さらに、毎回、花輪代3万円も引かれる。もちろん、花輪は使いまわしで、花輪代はオーナーの懐に収まる。店舗数も20店舗はあった。取引業者は30~40社。たかが花輪代と侮ることなかれ。花輪代だけで月1800万円~2400万円入ってきていた計算になる。

取引額が少ない業者ともなると、儲けが値引きや花輪代で消えるケースもあり、取引を中止するところもあった。
そんな業者泣かせの会社は、パチンコ業界から退場していただくことが、業界のためにもなる。

そんなホール企業がある一方で、すべての人に「様」を付ける会社もある。

お客をお客様と呼ぶのは当然だが、取引業者に対しても「業者様」と呼ぶ。
パソコンで共有できる各自のスケジュールは、社員全員が見ることができる。その場合、業者であっても「○○様来社」と書かれている。

「様」が抜けていると上司から雷が落ちる。

この会社は何よりも礼儀、礼節を重んじるので、業者に対しても業者様と呼ぶのだが、その理由は、礼儀、礼節がホスピタリティー精神の根幹であるからだ。

出玉競争には限界がある。

出玉競争は一般業種のいうところでは価格競争だ。

同社が目指しているのは価格競争ではなく「価値競争」だ。価格=出玉競争は資本力勝負になるが、価値競争には資本力は必要ない。最終的に価値競争を実施できるのはマンパワーでしかない。

最近はパチンコ業界の接客も向上している。お辞儀やあいさつはどこのホールでもやっていることだ。

7割方は接客業、サービス業として当たり前のことをやっている。同社の価値競争とは残りの3割のプラスアルファの接客の模索だ。

「今まではどうやったらホールに来ていただけるかを考えていたが、今はどうやったら気持ちよく帰っていただけるかに主眼を置いています」(同ホール社長)

負けてもまた来たいと思えるような接客、ということになる。

「残り3割がホスピタリティ、おもてなしの心の接客です。そのためにはお客様を大切にする理念の浸透です」(同)

マンパワーの核となるのが個人ブランドの確立だ。「今日はあなたに会いに来たよ」と言ってもらえる個人のファンをどれだけ育て上げるかにかかっている。

感動するところに人は集まる。その輪の中心にそれぞれの個人ブランドの存在がある。

マンパワーを発揮する時に欠かすことができないのが、おもてなしの心だ。その延長線上には取引業者といえども、業者様と呼ぶのは、同社では当たり前のことのようだ。

こういうホール企業が増えることで業界イメージも少しずつ変化していく。

ちなみに、ぱちんこ情熱リーグでは優勝経験のあるホールだ。

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