「できそうでできない」地域密着の凄いホール

「できそうでできない」地域密着の凄いホール

女性スタッフを中心としたスロ専がある。
台数は200台を切る小型店舗だ。
男女比率は3:7で圧倒的に女性スタッフが多い。
場所は山間部の田舎町。スロ専なのに客層の年齢も比較的高い。

この店舗は求人コストがゼロに近い、というのだから驚き桃の木山椒の木だ。求人コストがうなぎ登りの業界にあって夢のような話でもある。

求人コストがゼロというのは、離職率が低いからではなく、採用するのにコストがかからないのである。

では、どうやったら求人コストがゼロになるのか? 種明かしをすると「なんだそんなことか」と思われるが、そう思ったらどんどん真似をしたらいい。

実はアルバイトスタッフが友達を誘うことによって、求人コスをかけずに人を補充している。簡単そうに思えるが、そこには若い女の子でも安心して働ける環境をホール側が整えているところにある。

まず、スロ専なので重たい玉箱の上げ下げがないので、ホールの職業病ともいえる腰痛にならなくて済む。これはスロ専に共通しているが次のポイントが一番大きい。それは休みたい日には休める、ということだ。

女性スタッフの中には子育てをしながら働いている人もいる。学校行事や子供の急病で休みを取ることもある。さらに若い女性はデートも大事。同ホールでは月単位で休みを決めていくが、希望日をいえばそれを最優先して、スタッフ同士で話し合って休みを融通し合うようにしている。

給料も手取りで20万円はもらえる。一般事務よりも5万円以上高いことも魅力だ。こうして、現在5名が紹介で入社している。

紹介で入って半年以上勤務すると、紹介者と本人には会社側からご褒美として豪華な食事ができる金一封が贈られる。

スロットのことは全く分からずに入っても、先輩の女性社員が親切丁寧に教えてくれるので、不安もない。

女性スタッフが多いことにより、店の雰囲気も変わって行った。彼女らのお手製の装飾で店内の飾り付けが行われているが、これが非常にアットホームなイメージを醸し出し、女性スタッフ中心に運営して行った結果、稼働が約倍に上がった。

そこには、ネーミング作戦が展開されている。同ホールには「人間顔認証システム」といわれる女性スタッフが存在する。ホールがある地元の人なので、顔と名前が一致するお客さんは150名を下らない。さらに家族構成から子供の学校や勤務先まで把握しているにだから凄い。

彼女の情報を元にVIP会員表(月8回以上来店)を貼りだして、全員で顔と名前と嗜好を共有して、VIP会員は全員が名前で呼ぶようにしている。

名前で呼ばれるようになったら他店へは浮気できない、というものだ。

店の雰囲気がいいからまた友達を紹介できる。

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