「正社員がほしい」企業と「正社員になりたい」若者

「正社員がほしい」企業と「正社員になりたい」若者

■アルバイトから正社員へ
いま、一部のパチンコホール企業では、派遣スタッフやアルバイトスタッフを正社員化する動きがあります。
これまで若手の社員やアルバイトを主戦力として活用してきたパチンコホール企業などでは、超売り手市場の中で採用が思うように出来なかった時期を経験し、現在のリーマンショック以降の経済危機による人材マーケットの変化をチャンスと捉え、最近では、「将来の幹部候補として、正社員が欲しい」・「まずはアルバイトとして採用して、社員登用を行いたい」などというように、採用時の対応を積極的かつ柔軟に変化させる企業が増えてきています。

■正社員への足がかりをつかめずにいる若者
しかし、買い手市場と言われる中においても、パチンコホール企業は若手正社員の獲得に苦労しています。
ただし、その一方で、社会には「正社員になりたい」と思っている若者、正社員志向のフリーターが大勢存在しているのです。

弊社のアンケート調査でも、18~35歳のフリーターのうち、56%が正社員志向を持っています。

ただし、その多くは正社員経験がないという自信のなさから、「積極的に正社員に応募する」という行動には到っていません。
自分にできる仕事・合う仕事を一生懸命やっていきたい、長く安定した仕事に就きたいという気持ちはあるのに、どこでどう探せばそれが見つかるのか、アルバイト経験しかない自分に何がアピールできるのかが分からないのです。
そのため、思うような就職先を見つけられなかったり、応募してもなかなか採用に到らなかったり、というケースが少なくありません。
そうなると、当面の生活のために「フリーターでいいや…」と元の生活に戻ってしまうのです。
そんなジレンマに悩む若者の姿が見えてきます。

また、企業側も、採用のノウハウが少なく、具体的に若年層の正社員志向のフリーターに効果的な訴求ができずに、通常の募集広告に「未経験者歓迎」の文字を入れるレベルで留まってしまっています。

■意外に難しいマッチング
正社員志向のフリーターと正社員を採用したい企業のマッチングは意外に難しいのです。
正社員が欲しい企業と、正社員になりたいフリーター、両者のニーズはマッチしているように思われます。
しかし、なかなか、企業が正社員としてのポテンシャルを有する若者に出会うことは難しく、フリーターは正社員への足がかりをつかむチャンスがないのです。
両者のニーズをマッチさせることのできる場があれば、企業が若手人材を正社員として獲得するチャンスは大いにあるはずです。

■効果的な訴求
正社員志向のフリーターをターゲットにする際は、「アルバイトから正社員にたどり着きたい」と思っている人の気持ち、自信のなさをを推し量り、応募に踏み切りやすいように心理的ハードルを低めてあげることが何よりも大切です。
「自分にもできそう」「自分の身の丈に合っている」と思えるような求人情報を届けることができれば、自ずと応募効果も期待できるでしょう。

(1) 将来像や人物像よりも「自分にもできそう」を感じさせる
(2) 条件面(給与、待遇)だけでなく、ビジョンや働く人の思い・職場の雰囲気・仕事の内容を語る

経験には自信がないが、自分が、がんばれることで一生懸命働きたい!
そんなフリーターの心を捉えるには、条件の良さよりも、どんな職場・仕事なのか、つまり「自分にできそうか」「合っているのか」を判断できる詳細な情報を提供する方が共感を呼びます。

例えば、「こうなりたい」と憧れるようなカッコイイ先輩社員をモデルとして出すよりも、自分も「こうなれる・できる」と思えるような等身大の先輩の姿を見せ、安心感や自分が働くイメージを持てるようにしてあげるのです。
また、自分のアルバイト経験が、活かせる能力や可能性があることを示してあげることも重要です。
仕事を通して身につけたコミュニケーション能力や接客技術が、正社員として活かせることを伝えてあげることが重要なのです。

さらに、「正社員」の募集ですから、ただ条件面を連ねただけでは、自分の人生や将来のかかった応募に踏み切ることはできません。
社長やそこで働く仲間の思い、会社のビジョン、職場の雰囲気、仕事の内容とそこにこめられた思いなどといったものを伝えることも大切です。

弊社では、『人材紹介事業』を通じて、「正社員が欲しい」企業と「正社員になりたい」若者(派遣スタッフ・アルバイトスタッフ)とのマッチングを、今後も支援していきます。

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では!また。

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