ゆとり世代 新人の育て方

最近は、不況を逆手 にとって、優秀な人材を採ろうとする企業が一部にあります。

新卒マーケットで大企業が採用を控えているうちに、優秀な人材を採用したいと考える中小企業には、新卒の採用・教育は関心のあるところだと思います。
ただ、問題となるのは、今後、社会に出てくる新卒がいわゆる「ゆとり世代」だということなのです。

常識の通じないゆとり世代をどう扱うかは、もはや無視できない問題であり、本気で取り組もうと思ったら、それなりの準備が必要なのは間違いありません。
そのゆとり世代の特徴と、仕事に対する考え方、つまづきやすいポイント、対処法などを、わかりやすく書いています。
最終的にポイントとなるのは、「価値実感体験」と「集中体験」ということですが、要するに仕事の意義を伝えることと、有能感を持たせることという、いつの時代も変わらない原理原則です。
ただ問題なのは、成果主義となった現在の組織が、新人に対し、十分なケアをできていないこと。

新入社員を採用することの最大の意味は、その企業の持つ理念や哲学、行動様式や価値基準を受け継ぎ、その後数十年にわたって主たる戦力となり、また組織の中核となりうる人材を育成するということでしょう。
理念や価値観の共有は組織に求心力をもたらすものであり、ビジネス環境の変化に翻弄されないためにも必要です。

◆新入社員を理解する五つのキーワード
1.成長 2.貢献 3.絆 4.自分らしさ 5.リセット

「無駄なことはやりたくない」し、「やりたくないことは避けられるのが当然」といった感覚は、口に出して言うか言わないかの差があるだけで、実は若手社員に共通しているのです。
自らの「成長」にこだわるのは若い世代の大きな特徴です。

根底にはリストラ世代の親を持ったために、「会社には頼れない、最後に頼りになるのは自分だけだから、早くスキルや実力を身につけたい」といった思いがあるのです。
ITバブル、リーマンショックを経て、お金儲け だけではなく、世の中の役に立つ仕事をしたい、という「社会貢献」という価値観を重視する若者も多いです。

「誰でもできる仕事だ」「自分がいなくても回る職場だ」と感じると、急速に意欲をなくしてしまいます。

◆新人がつまずきがちな10の場面
1.配属が思い通りにいかない
2.基本的な小さな仕事・ルーティンの仕事
3.小さな向上・小さな成果
4.報・連・相
5.山積みの仕事
6.納期を要望される
7.ミス
8.なかなか成果が上がらない
9.考えてもどうしたらいいかわからない
10.結果

一日一回、三分でも五分でも、必ず一対一で話をする。
なるべく早い段階で「仕事の意味」と「自分への自信」を感じられるようになり、働き続けるための土台をつくること、それこそが「新人育成」のゴールです。
カギとなるのは、「価値実感体験」(感動体験)と「集中体験」です。

では!また。

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