ランチェスターの法則「弱者の戦略」で勝利する!

ランチェスターの法則「弱者の戦略」で勝利する!

ランチェスターの法則とはフレデリック・ランチェスターにより考案された軍事作戦における方程式の一種です。
ランチェスターの法則は航空戦の観察からランチェスターによって提唱され、現代で主に戦闘シミュレーションに応用されています。

[弱者戦略]
弱者は、できるだけ強者を倒せるように弱者の戦略を適用できる戦場で戦うべきである。
すなわち、実際の戦闘で言うならば、桶狭間の戦いにおける信長軍のように狭い谷間のような場所に軍を進め、例え銃や大砲を使用しても一人で多数を攻撃不可能な状況にして、接近戦・一対一の戦闘にもっていけば、強者の損害を増やすことができる。

弱者のとるべき戦略は差別化戦略で、敵より性能のよい武器を持ち、狭い戦場で、一対一で戦い、接近戦を行い、力を一点に集中させることである。

さぁ、ここまでで「ランチェスターの法則 弱者の戦略」の概要を理解していただけたでしょうか。

これを採用活動に当てはめれば、不人気企業と言われるパチンコホールは弱者となり、人気企業や大手企業は強者となります。
では、弱者戦略について具体的に解説しましょう。

まず、弱者は強者と同じ戦い方をしてはならないということです。
つまり、わずかな資源を有効に使うために、「局地戦=ゲリラ戦」(映画ランボーのイメージ)を行い、できるだけ一対一の局面を作り出せ、というものです。
物量でランボーを圧倒しているランボーの敵は、なぜ、ことごとくランボーにやられてしまうのか? それは、「局地戦=ゲリラ戦」で、常に一対一の局面に持ち込まれ、圧倒的な物量を活かす術が無かったからなのです。
つまり、敵の強みがすべて封印されてしまったのです。

これを求人広告に当てはめますと。
不人気企業が人気企業や大手企業に勝っている広告のすべては、売上や実績や安定性や知名度といった物量戦ではなく、一対一で勝負でき大手に勝てる局地戦、つまり「個人の人間力」勝負に持ち込んでいたのです。

「個人の人間力」とは何か?

それは、そこに働く「人」です!!!

経営トップの人柄であり、そこで働く社員、一人ひとりの人柄です。企業は人なり。
「会社」という抽象的で無機質なもので勝負せずに、その「人」にスポットライトを当てて極めて個人的な「人生」・「価値観」にまで踏み込み、それをもって全体の会社をイメージさせる。
その手法を取っていたのです。
「福利厚生が充実しています」
「毎年○%の安定成長企業」
「やりがいがある仕事です」
求人広告でよく見られる表現ですが、応募効果は極めて低いでしょう。
それはなぜか?理由は簡単です。先にあげたランチェスターの弱者の戦略を取っていないからです。
自分たちにとって、それが素晴らしいものだとしても、大手企業を含む競争相手と比較して、それが少しでも負けているならば、それはたいしたものではないのです。
ただし、書いていけないわけではありません。
あくまでも、自社のアピールポイントの中心にすえてはいけないということです。
自社のアピールポイントの中心は、人気企業や大手企業では決してできない点を挙げ、弱者の戦略を貫き、そのうえで、押さえとして、「安定性」「教育体制」「待遇」もしっかりしていますよ、とやるのであれば有効なのです。

では!また。

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