潜在能力の発掘

潜在能力の発掘

「内定者フォロー」または「若手社員研修」で効果的なテーマをご紹介します。

最近、流行のワードとして「ゆとり教育世代」というものがありますが、この世代の特徴として、良く言われますのが「根拠の無い自信」というものがあります。
これを教育心理学的には「仮想的有能感」というそうですが、この「仮想的有能感」が肥大しますと他人をバカにし、見下すような言動を取ったり、根拠の無いオンリーワン感覚を持つようになります。

ただし、その割に確たる目標は持っておらず、いずれ大きなことをすると吹聴しますが、その大きなことの中身は自分でも分かっていないことがほとんどです。

そのような、内定者もしくは若手社員に、その「何か」を実現していくための、自分の持っている力に目覚め育てていくプロセス育成に役立ちます。

今、自分ができることを確認させる!!!

■「私は〇〇ができる」を書き出す
まず、最初に5個、じっくりと考えて書き出してもらいます。
そうすると「私は料理ができる」・「私はスキーができる」・「私は自分自身を信じることができる」などがあがります。

そこから、さらに突っ込んだ答えを引き出してもらいます。
「私は得意のトークで人を楽しませることができる」・「私は〇〇の分野で将来予測ができる」・「私は打たれ強さで断られても営業を継続できる」等々

これを20個~50個ほど書き出してもらいます。
書き出したものを発表してもらいますと、受講者は、結構多くの能力を持っていることが分かります。
、「自分もすてたもんじゃない」という気分になり、普段は気づいたり考えたりしない、自分のパワーを再認識します。

次には、これを発展させていきます。

■「私は〇〇だから××が得意だ」という文章を作成してもらいます。
(〇〇には「強み」が入ります)

「私は理詰めでものを考える性格だから、論理的に業務改革を進められる」・「私は創造的だから、新商品の企画が得意だ」・「私は粘り強い性格だから、営業が得意だ」というように、あげていきます。

そうしますと、はじめは自分でよく自覚しているものが並びますが、数多く出しているうちに、今まで自覚しなかった事柄が出始めます。
ぼんやりしていると、そうした発見はありませんが、意識を集中してたくさん書き出しますと、潜在的な得意分野が出てくるものです。

往々にして、若手人材は出来ないことに焦点を当ててしまい、「私は〇〇だから、××が苦手だ」というネガティブ志向に陥りがちですが、それでは、あれもできない、これもできないという「ないない尽くし」になってしまいます。
だからこそ、ここでは発想の転換を進めポジティブ志向で将来の方向性と努力目標を決めていくのです。

人事的観点からも、ある種の能力開発とも言えますので、適材適所の配置に有効に使うことが出来ます。

では!また。

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