モチベーションという言葉の意味

■モチベーションという言葉の意味

スタッフの「モチベーション」は経営者にとって非常に気になるテーマです。
モチベーションは古くて新しいテーマであり、いつの時代も管理者の頭を悩ませるテーマです。

モチベーションを辞書で調べると、「動機づけ、動機となる事情・理由、刺激、意欲、やる気」といった意味があることが分かります。
つまり、何らかの行動を起こさせる理由や原因のことを意味しています。

モチベーションを「ある行動を起こさせる要因」と正しく理解していれば、「スタッフのやる気が低い」と嘆くのではなく「スタッフが『ある行動』を取るための原因がないので、取らない状態にある」という分析ができるのです。

そのように考えると「スタッフにどういう行動を取ってもらいたいのか、誘発したい行動は何か」を明らかにすることからモチベーション施策は始まると言えます。

つまり、スタッフに「管理職を目指してスキルアップに励んでほしい」のであれば、それを誘発させるための仕組みを考えなくてはいけません。
スキルアップに効くのは報奨制度なのか、上司がほめることなのかなど、どの行動にはどの刺激が効果的なのかを考えることが大切で、これが本来のモチベーション施策のあり方なのです。

モチベーションを「やる気」という言葉に置き換えてしまいますと、精神論になってしまい、結果として何の仕組みも出来ずに終わってしまいます。

人間の成長の秘密は、人から必要とされる喜びを知ったときに生まれ、そして人は自らの力で成長しようとし始めるのです。
幸せこそが、人を成長させる原動力なのです。

問題点を指摘されても行動は変わらないのです。
人から必要とされている究極の幸せを強く感じて行動は変わるのです。

ここに人材育成のヒントがあり。かつリーダーシップのヒントもあるのです。
日常において、ついつい部下の「問題」を指摘してしまいます。
そして、部下に「反省」させようとします。
そのことにより、改善行動を促し、無断欠勤をさせまいとします。
しかし、実は、それでは部下の気持ちは変わらないのです。

そうではなく、部下に働く「幸せ」を感じさせるのです。
どうすれば、それを実感させることができるのか?ということに、上司は腐心しなければならないのです。

では!また。

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