なぜ?アルバイトの採用が上手くいかないのか

なぜ?アルバイトの採用が上手くいかないのか

自店のアルバイト募集に関して、最近、募集広告を出しても、全然、採用が出来なくて困っているという話しを良く聞きます。

実は、売り手市場は水面下で大幅に進行しているデータが発表されているのです。
全国求人情報協会が発表する「求人広告出稿件数」の2012年の全国計は前年対比で+17.9%になっており、過去4年間の最大値で、完全な右肩上がりとなっています。
このペースで進みますと2013年は、過去最大値の2007年に近づくことが予測され、その数値は2012年の+25%となります。

つまり、今、アルバイトの採用ができないと感じられる状況ですが、これはピークでは無く、まだ、さらに厳しくなることが予測されるのです。
募集広告件数が増えるということは、不人気であるパチンコホールの募集は、どんどんと埋もれていきます。

また、現状でアルバイト採用が上手くいっていない店舗に詳しく事情を伺いますと、求める人物像として「ヤル気があって、仕事を通して成長したいって人に来て欲しい」と言うにも関わらず、募集広告に「高時給!しっかり働いてガッツリ稼ごう!」と打ち出していたりします。

一見、間違っていないように見えますが、応募者目線で解釈すると、この広告では、経験やポジションアップによる成長よりも、短期的なお金を求める人材が集まるわけです。

また、反響が無いからという理由で「未経験歓迎!ゆっくり教えます!」と打ち出しますと、競合他社に応募できない、35歳~60歳くらいの人材が「大丈夫、体力には自信がある」と応募されてきます。
反響が無いからということから、ついつい対象を広げてしまい、結果として応募があっても採用に至らない、という会社が実は非常に多いのです。

つまり、採用は「マーケティング発想」が、とても重要なのです。
ターゲットとする人材がどんなことを求めているのか、愚直なまでに人材視点に立った募集活動が必要な時代がきているのです。

具体的に採用活動の力を高めるために最重要となりますのは、「求める人材像」の定義です。
これが採用マーケティングの基礎となりますので、明確かつ有効的になっていなくてはなりません。ただし、意外とこれが曖昧な状態で採用を実施されている企業が非常に多いのです。また、「求める人材像」の定義が決まっていても、あり得ないスーパーマンになってしまっている企業も散見します。

効果的な「求める人材像」としては、自社のエース級人材を選出し、具体的に○○君のような人材が「求める人材像」だと決めてしまうのは、共通認識として理解しやすくなりますので有効な手段です。

リアルな「求める人材像」が決まれば、その人材は、どこに居て、何に魅力を感じるのか?を考え、訴求方法を構成させていけばよいのです。

これからの人口減社会かつ少子高齢化の中では、漫然と募集広告を出すだけでは採用のできない時代に突入しました。

では!また。

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