採用において弱みを強みに一転させる方法

採用において弱みを強みに一転させる方法

不動産賃貸物件において、弱みを強みに一転させている事例を紹介します。
ある築数十年の賃貸マンションで、常に満室の物件があります。
凄い条件が良いのかというと、決してそんなことないのです。
近所の条件のほぼ同じマンションでは入居率が悪く空き家が目立っています。

ではなぜこの物件だけの入居率がいいのか?

実は大家さんが様々な工夫をしているのです。
大規模なリフォームはしていないが、マンションの顔となる玄関だけはリフォームし清潔で洗練されている。
入居前の内覧の際の掃除が徹底され、部屋の香りまで気を使っている。
内覧時に家具を置く場所や設備の使い方を説明したポップが部屋の各所に貼られていて、単なる使い方だけではなく、こんな風に楽しめますというような生活自体の提案にもなっている。

内覧の際、入居検討者には1冊の小冊子が渡され、そこには近所のコンビニやスーパー、病院などの場所が紹介されていて、それらの施設の特徴が消費者目線で語られている。

マンションの築年数を変えることはできない。またマンションの見た目をリフォームするには大きなお金がかかる。
しかし様々な工夫次第で客の感情や心理は変えることができるのです。

新卒採用に例えるならば、「今の学生は安定を求めて大手志向だから」「ウチは規模が小さいから」「女性を採用したいけど、モデルになる先輩社員がいないから」…

全ては表裏一体です。大手企業ならば安泰でしょうか?多くの同期入社のなかで埋もれてしまうのではないでしょうか?「ウチは確かに規模が小さい。でも、幸い経営は安定している。規模が小さいから入社する人数も少ない。だから、きめ細かく入社後はフォローできる」「これからの時代、女性の意見を反映させた経営をしていきたい。だから、今、女
性を積極採用している、敷かれたレールは無い、あなたが開拓者だから」

どうでしょう?

表現方法で、マイナス面が一転プラスに変わっています。
しかも、嘘をついているわけでは無いのです。

自社の強みの徹底分析を行い、魅せ方を逆転の発想で工夫すれば、まさに築数十年の賃貸マンションで、常に満室の物件のように、自社の求める人材の採用を可能とするのです。

では!また。

このエントリーをはてなブックマークに追加