フランチャイズでパチンコホールのオーナーに

フランチャイズでパチンコホールのオーナーに

パチンコ業界は動くおカネも大きい。それを端的に表すのが、フォーブス日本が発表する日本の富豪ランキングだ。

2015年度版では5880億円でマルハンの韓昌祐会長が7位にランクイン。5280億円でSANKYOの毒島邦雄会長が8位、以下20位は1920億円で三洋物産の金沢要求社長、28位1560億円でユニバーサルの岡田和生会長、36位1158億円でダイナムの佐藤洋治会長、37位1140億円で平和の石原昌幸氏、38位1110億円でセガサミーの里見治会長らが名を連ねる。

これが個人資産なのだから恐ろしい金額だ。となるとホール企業の場合は、これだけおカネを生む会社を他人には絶対継がせたくなる。身内、同族だけで会社を継続して行きたいと考える。

ホール企業ではどれだけ頑張っても社長にはなれない、という所以だが、最近、一部のホール企業の中には、血縁関係者以外の実力者を社長に登用するケースも出てきている。

では、雇われ社長が退職する時はどうなるのか?

ここに一つの答えを出したのがベラジオだ。

林田オーナーに代わって社長を続けてきた垣内氏がこのほど、退職することになったのだが、オーナーの考えが揮っていた。退職金は出さない代わりに、フランチャイズ店をプレゼントする、というのだ。

同社が24店舗目として出店予定だった物件をプレゼントした。オープン予定は7月。屋号はベラジオで垣内氏の名刺には、「代表取締役店長」と印刷される予定だという。

簡単にいうとコンビニのオーナーのようなもので、売り上げの何%かを本部となるベラジオに納めなければならないが、開店までの内装や設備、機械などはベラジオの方で用意してくれる。

垣内氏は2000年にベラジオが設立された時、アルバイトで入社した。まさに現場からのタタキ上げでトップまで上り詰めた。

ベラジオから人材を連れて行くことはご法度のため、採用から教育まで一からやらなければならないが、ベラジオイズムを体現して来た垣内氏なら勝算はある。

何よりも名刺の肩書にあるように、店長として現場に出ることから始める意気込みがあるのだから。

フランチャイズでも独立開業ができる会社になれば、やる気のある人には魅力的な会社といえる。

ちなみに林田オーナーは身内や親せきを一切会社には入れない方針を貫いている。大金が動くだけに骨肉の争いをすることを未然に防ぐためでもある。

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