LGBT問題はパチンコ業界も例外ではない

LGBT問題はパチンコ業界も例外ではない

最近、知り合いがLGBT関連の会社に転職した。ここで初めてLGBTという言葉を耳にする。

意味を調べてみるとこう説明されている。

性的少数者を限定的に指す言葉。レズビアン(女性同性愛者)、ゲイ(男性同性愛者)、バイセクシュアル(両性愛者)、トランスジェンダー(出生時に診断された性と自認する性の不一致)の頭文字をとった総称である。

世の中は刻一刻と進んでいる。10月11日には都内でLGBTなど性的マイノリティー社員が働きやすい職場作りに取り組む企業・団体を表彰するイベント「work with Pride 2017」が開催され、ソニーや資生堂、第一生命保険、東日本旅客鉄道など日本を代表する多くの企業が表彰されている。
 
同イベントは、LGBTの視点から企業のダイバーシティ経営の促進と定着を支援する任意団体「work with Pride」が主催。応募してきた企業・団体の中から、過去1年間、LGBTに対する偏見や差別をなくすための優れた取り組みをしてきた組織を、ゴールド、シルバー、ブロンズに分けて表彰した。
 
企業などで働くLGBT当事者による、「日本の職場での、カミングアウトの今」と題したパネル討論も実施。普段はなかなか知ることのできない当事者の本音や思い、さらには当事者ならではの視点からの企業への提案に、企業関係者を中心とする500人を超える参加者が聞き入った。

LGBT問題はパチンコ業界も無縁とは言えない。新宿にあるホール関係者がこう打ち明ける。

「うちの社員とアルバイトが付き合っているという噂が流れ、店長が2人を呼んで確認したところ、『そんなことはありません』とキッパリ否定しました。ところが、しばらくして、1人が辞めたんですが、2人が手をつないで街を歩いているところを観られて、『ああ、やっぱり噂は本当だったんだ』と。2人はゲイでした」

社員からは「気持ち悪い」という声が挙がっていた。他の従業員がそういう職場の雰囲気を嫌がるので、店長は2人を呼んで、事実確認しようとした、ということだ。

会社からは「辞めろ」とはいえないが、1人が辞めてくれたので、一件落着となったが、これからの社会では同性愛者は増える傾向にある。

ホールでもゲイであることを入社後にカミングアウトし、それからはオネエ言葉で接客して、お客さんからも大好評で、親しまれているところもある。

一方、女性の性同一性障害の社員は、面接でカミングアウト。短髪でいつもネクタイにスーツ姿。仕事はきっちりできるので、役職に就いて、男として働いている。

これが同一法人のホールである。

パチンコ業界は昔から訳アリ人間の受け皿だったため、一般社会が受け入れない人材を採用してきた歴史があるが、今後はLGBT問題も正面から取り組む時代が来ている。能力がありながら性的少数者ということで受け入れないのは機会損失もつながる。

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