外国人スタッフでホール運営する時代の到来か?

外国人スタッフでホール運営する時代の到来か?

人手不足倒産という言葉は聞いたことはあるが、筆者が行きつけの大阪・天満で人手不足閉店に直面した。天満は安くて美味しく、コスパが抜群の店が軒を連ね、呑兵衛にはパラダイスのような街だ。

人手不足閉店した店は、ハッピーアワーにはメガジョッキのハイボールがたったの80円。まさに庶民の味方で、肉料理がインスタ映えする人気店だった。人手さえ確保できたらまた再開するようだが、その日が訪れるのを待つしかない。

その一方で、慢性的に人手不足なのがわがパチンコ業界だ。かつては時給の高さでホールスタッフを確保してきたが、他の業種もホール並みかそれ以上の時給を出すようになり、アドバンテージを失った感がある。

では、パチンコ業界はどう対処すればいいのか?

人が集まらないのなら、スタッフが少なくてもホールが運営できるようにするしかない。その挑戦が2月1日、愛知県豊橋市にグランドオープンした「ZENT豊橋藤沢店」だ。1000台クラスの大型店をカウンター1人、表周り1人×2フロアー=4人で回せる、というのだから省力化の最新店舗とも言える。セルフカウンターに景品の自動販売機も導入。スロットコーナーは自動補給と各台計数機を導入することで省力化を実現した。

省力化のために随分な投資を行っているが、そんなに設備投資を行わなくても、人員を削減することが可能になってきた。

日電協が2月14日に発表したメダルレス遊技機がそれだ。管理遊技機用ユニットとメダルレス遊技機を結び、ユニットに紙幣を挿入するとスロット本体側にダイレクトでクレジットが上がる。出玉精算はユニットの中にあるICカードにデータが送られる。

一切、メダルを使わないので、これまでのような補給装置や各台計数機も必要としない。ZENTの莫大な設備投資は「何だったんだ!」というようなシステムだ。メダルがないのでホッパーゴトやクレマンゴトだけでなく、他店メダルの持ち込みなども一掃できる。

玉やメダルが外に出てこない管理遊技機時代になると、人手不足からも解消されそうだ。

ホールとコンビニを経営するオーナーはこう話す。

「ネットで問題になっているバイトテロは全員日本人です。ウチはコンビニで外国人も採用していますが、留学生は日本人以上に真面目に働いています。悪さをして国外退去になるような馬鹿な真似はしません。管理遊技機時代になれば、ホールも外国人採用はありだと思います。彼らはパチンコに対する偏見も持っていませんからね」

近い将来、ホールも日本語の達者な外国人スタッフで回す時代が来るのかも知れない。

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